都立新宿高校学習塾対象説明会
本日は都立新宿高校の説明会に行ってきました。まずは教育方針についてでした。「全員指導者たれ」という校是に基づき、学校、家庭、同窓、生徒が一体となって教育活動に取り組む「大家族主義」を掲げ、独自の「新宿システム」を展開していました。また新宿高校の特徴として進学重視型単位制高校ということもあり、3年間で必修科目と自分の適性・興味・進路に合った科目を選択できること、普通科高校よりも教員を多く配置しているなどといった特色に、手厚い指導を感じました。校内の自習室も午後8時まで、年末年始も開放していて、卒業生のチューターに質問も可能だということで、学習の自主性の高さだけでなく、そのフォローまできちんとしている内容でした。
後半は進路について、新宿高校の生徒は大学入学共通テストの平均点が全国とくらべて10点~20点高いということ、国公立大学の合格状況、特に主要な私大(早・慶・上智・東京理科大・GMARCH)の合格者数がかなり増えたことに注目を集めました。国公立大学の合格者数を増やしていくことを今後の課題にするとおっしゃっていました。
自校作成問題についての話がなかったので、それについてはご報告できないのが残念です。
新宿高校はリーダーとなりうる人を育てるために「自主・自律・人間尊重」を教育の柱としています。自らすすんで何かを成し遂げたり、未来を自分の手で切りひらいていく力をつけたい人にはふさわしい学校だと思います。興味のある人は、自校作成問題解説会が12月15日に行われるので、参加必須ですね。また、来年はトイレとクーラーが新品になるそうですよ。