頑張るとは

私には現在、小学校3年生の娘がいます。

先日、娘のピアノの発表会が無事終わったのですが、そのときのエピソードを少しお話しします。

 

うちは共働きなのでどうしても練習は一人ですることが多く、

一人で練習すれば甘えが出てしまい、練習が足りなくなるということの繰り返しでした。

そこで娘に練習の前に心構えを書いて音読させることにしました。

 

以下その内容です。

「時間できめない。何時間練習してもできるようにならなければ練習していないのと同じ。

気をつけて練習してもできるようになるまでやらなければうまくはならない。

頑張ったかどうかは目に見えない。できるようになったかどうかは目に見える。

それが頑張ったということだ。

練習時間が終わってもできるようになっていなければ練習を続けることも必要だ。

逆に、完璧な動画が3回連続で撮れたら練習をやめてもよい。このことをいつも考えて練習しよう。

できたことは報告しなくてよい。できなかったことを報告することだ。

そうすれば必ずできるようになる。」

 

現在は練習前に必ずこれを音読してから練習をしています。

一人でいるときにどうしても練習は甘くなります。それを少しでも律することができればとやらせています。

 

 

この「練習」という言葉を「勉強」に置き換えると気づくことがたくさんあります。

勉強も一度やっただけでは忘れてしまいます。

親や、大人の立場だとどうしても「なんでできるようにならないの?」と思ってしまうことがあります。

しかし、一回で覚えられることの方が少ないのです。

だから繰り返し練習や、復習が必要で、そのことをきちんと分かって接することが大切だと思うのです。

 

そして中学3年生・・・受験生も同じです。

模試の判定はそのときの結果です。模試での成功も失敗も本番の試験には影響しません。

大事なのは復習です。一人でいるときに勉強できるかです。

是非教室を利用してください。

 

都立一般入試まであと39日。

コメントを残す

お知らせ

前の記事

都立受験まであと44日
お知らせ

次の記事

都立推薦入試一日目