都立青山高校入試説明会
今日は外苑にある都立青山高校の入試説明会に参加しました。校舎の中に入ると、授業の休憩時間だったのか生徒が多く移動していました。全く面識のない私に対してさわやかにあいさつをしてくれたのが、とても印象的でした。
さて、会は自校作成問題と大学進学状況についてが主な内容でした。まず自校作成問題について、英語は読解力を求める試験にしているとのことでした。単語数は2300語くらいになっていて、平均点60点くらいになるように作っているが受験生が予想以上に健闘していて令和6年度入試は平均70点を超える結果となりました。それゆえ令和7年度入試では難易度を上げて、平均点60点くらいになるように作成することを考えているようです。数学は記述問題が特徴的で、1つの問題を解くにあたりいろいろな解き方がある中、1つを選択して解くという内容が含まれています。作成者としては、1つの問題でも多くの解き方があることを学んでもらいたいという意図があるそうです。国語では最初の漢字の問題が進学重点高の中でも簡単になっています。受験生が緊張している中、最初から絶望的にならないようにしているとのことです。200字作文は、会話形式になっています。会話形式にする前は、筆者の内容に賛成し、自分の中学校での経験をあてはめ、最後は高校で頑張っていくといった型にはめた作文が多かったようです。その対策として会話形式に変更していったとのことでした。
大学進学状況は、国公立の進学者が増えてきていることを強調していました。青山高校の生徒はほとんどの生徒が一般試験で大学受験をしています。指定校にいたっては早稲田を受験した3名しかいません。決して指定校の数が少ないわけではありません。274学科400名以上の枠があります。しかし3名しかいないのです。推薦の条件の内申4.0以上ある生徒はもっと上を目指しているのです。自分が本当に行きたい大学に向かって取り組んでいます。だから青山高校では授業以外での個別指導や自習室が充実しています。今後も大学入試に向けて、教員の方々が力を入れて指導していくのが伝わってきました。
青山高校の受験を考えている人は、10月5日と11月2日の説明会に参加した方がよさそうですね。