間違いを恥じる必要はない

中学3年生にとっては、特に大事な2学期。夏の学習の成果をしっかりと結果に出さなければなりません。今の成績に満足している生徒は少ないものだと思います。生徒それぞれが克服したい教科や、もっと伸ばしたい教科があるものです。

主要5教科の中で、数学だけが苦手な生徒がいます。数学をおもしろいと感じたことなど、今までに一回もないと話していました。実際に数学を勉強しているときだけ、自分の間違いを隠そうとしているのが明らかでした。

まずは、それをオープンにさせることが必要だと感じたため、「間違いをしてくれないと先生が教えることがないから、どんどん間違えていいこと」を伝えました。それから「なぜ間違えてしまったのかをしっかりと一緒に原因を突き止めよう」と話すことで、生徒が自分の答えをすすんで見せてくれるようになりました。

問題を解く→間違える→なぜ間違えたのかを考える→解き方を理解する、こういったサイクルで学習を続けることで、数学力がついてきました。「今まで関数が楽しいなんて思ったことなかったけど、なんだか楽しい」といった発言をするようになっていました。

まだまだ苦手克服とまでは言えませんが、これからも数学に対して前向きに取り組んでいけることは、生徒の言動を見ていれば明らかです。

誰しも間違いをしたいとは思いません。しかし、間違いの理由をしっかりと理解することこそが学力が伸びていくことにつながるのです。

 

中間試験に向けた学習も本格的に始まっています。間違えることをおそれず、理解できないことはどんどん聞いてください。